このプロジェクトは都心共同住宅供給事業と21世紀都市居住緊急促進事業の補助金をいただきながらの事業でした。
駅前という事もあり公共駐輪場をつくり地元還元をテーマに事業化していきました。この事業の最大の問題が今のようにコンビニでお金が出し入れ出来る時代ではなく、銀行の支店は閉鎖していましたがキャッシュディスペンサーだけが数台残っており、それを工事期間中は近くの土地か建物の一部を借りて停止したくない。
新築後はまた戻したい。費用は事業者負担。機械が壊れた場合も事業者負担と三重苦でした。
この無駄を何とかできないだろうか ? そこで出たアイデアが地下鉄会社と交渉してコンコースに置かせてもらえないだろうか。今では当たり前のようなことが当時は大変な問題であり、強盗は地下なので防犯カメラはある。
運行中は駅員さんがいるから安心。
終電後はシャッターが閉まり夜間も安心。問題ないじゃないか。
このことがあって一気にすべてが解決しました。当時のご担当の皆様、ありがとうございました。