神田小川町は、他で行った都心共同住宅供給補助金事業での地権者さんの紹介で御一方の借家人の立ち退きおよび貸主とのトラブル相談からスタートし隣接地権者の皆さんにご協力頂き、事業化できたプロジェクトです。
当初補助金事業としてスタートしましたが当時の行政ご担当から防災対策もあり密集住宅となっている長屋も周辺ビルも含め総合設計でどうだというアドバイスもあり、一年以上かけまとめていきました。
その際の最大の障害のひとつが地下鉄の淡路町駅の空調設備(クーリングタワー)と駅からの災害時の避難路が敷地内にあることでした。地下鉄会社と何度も何度も協議をして今の状態になりました。
実際にたくさんの皆さんが居住されていたこともあり等価交換の作業も語り切れない苦労もあり、様々な皆様のご協力で完成したプロジェクトです。ありがとうございました。